人間の体のしくみについて

ナゼそれを食べるか

人間の体のしくみについて以下にまとめました。

※酵素についての基本知識は「酵素とは」を参照してください。

✔︎ 酵素製造能力には限界があり、20歳をピークに年齢を重ねるごとに少しずつ減っていき、

40歳を超えると急激に減少していく。

✔︎体を冷やすとがんになりやすい。
人間の適正体温は36.5度。

✔︎人体最大の免疫臓器である腸を健康に保つこと。
それには食物繊維と酵素がカギになる。

食物繊維を多く含む昆布などの海草類、シイタケ、シメジ、キクラゲなどのキノコ類、
オリゴ糖を含むタマネギ、ニンニク、ゴボウ、キャベツなどの野菜類、
これらを豊富に摂ること。

✔︎便秘も下痢も異常事態。便秘時のオナラはとても臭い。
トイレで便のチェックをしなくても、オナラのにおいで自分の免疫力をある程度判断
できる。
良い便は黄色に近い色。
腸内に悪玉菌が増えると、便は茶褐色から黒褐色になっていく。

便は、1日に300〜400gが望ましい。バナナ3本分くらいの量。
太くて長い形で、水に浮く便が理想である。回数は1日2〜3回、量が少なくても
毎日の排便が望ましい。便秘は悪玉菌を繁殖させるので、定期的な排便が必要である。

✔︎人間の生命活動のなかで、もっともエネルギーを使う消化という活動は、いったん
消化不良を起こすと、消化酵素と代謝酵素が力を合わせても追いつけないほどハード。
その結果、腸内腐敗が起き、窒素残留物が出現し、血液をドロドロにして、
ありとあらゆる病気を作り出していく。
消化不良を起こす一番の原因は、過食という悪癖である。

肉、魚、卵、牛乳などの動物性タンパク質の過食は特にリスキーである。
また、過食を繰り返す肥満者が短命なのは、体内酵素の枯渇が早いからである。

✔︎ナチュラル・ハイジーン(健康的な生き方)が実践すべきことの一つに、
1日24時間を大きく3つに分けた生理リズムがある。
① 午前4時から正午まで = 「排泄」
② 正午から午後8時まで = 「栄養補給と消化」
③ 午後8時から午前4時まで = 「吸収と代謝」

「排泄」人間は朝のうちに汗、尿、便という三大排泄を行っている。この三大排泄により、
体に蓄積された毒素や老廃物を排出し、体を浄化している。
このように、朝は毒素排泄の時間で、すべての臓器は半睡の状態である。この時間帯に
固形物の多い、消化に時間のかかる食事を摂ると体のリズムが壊れてしまう。
よって、朝食は生野菜や果物だけで十分である。

「吸収と代謝」人間は夜眠りにつくと、消化酵素も休息に入る。
食べてすぐ寝ると、休息してよいはずの消化酵素が活動を続けなければならず、
諸悪の根源の消化不良を起こす。
また、睡眠の間に大量の酵素を生産しているので、「吸収と代謝」の時間に
7〜8時間の睡眠をとるのが望ましい。
酵素が作られるのは睡眠中であり、寝ている間に細胞核の中で作られる。
睡眠がしっかりとられなければ、酵素も十分に生産されない。

参考文献:
「酵素」の謎――なぜ病気を防ぎ、寿命を延ばすのか(祥伝社新書314)

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