小麦が体に悪い?セリアック病とグルテンフリー

小麦やグルテンが原因の「セリアック病」をご存知でしょうか?

1980年代以降アメリカでは患者数が倍増しており、食の欧米化が進んでいる日本でもグルテンフリーのダイエットなどが注目されるようになっています。

「セリアック病」とは?

セリアック病とは、グルテンを摂取すると、自らの小腸を傷つけてしまう自己免疫疾患です。

グルテンとは、小麦・大麦・ライ麦などに水分を加えることでできるたんぱく質のことで、ほとんどの小麦加工品に含まれています。


セリアック病は、症状の軽い人と重い人で認識が異なります。

重度になると、脂肪便や過敏性腸症候群などの症状が現れますが、軽度の場合気づかない人もいます。

自覚症状のない人も含めて多くの人に共通するのは、疲労・体のだるさ・慢性疲労などの症状です。また、小腸の損傷を特徴とするため、胃腸に様々な症状が現れます。

セリアック病の原因

セリアック病は、遺伝的要因が大きいとされているため、家族の中にセリアック病の人がいる場合、発病する可能性は高くなります。

また、外科手術・妊娠と出産・ウィルス感染・激しいストレスなどの要因で発病する後天性のタイプもあります。

後天性のタイプの場合は、乳幼児期の過ごし方が原因の一つと考えられています。

具体的には、生後3か月以内の腸が未発達の時期に小麦や大麦を摂取させた場合、セリアック病にかかる確率が5倍以上高くなります。

また、乳児がかかりやすい胃腸炎のロタウィルス感染や、主にプールなどで感染するアデノウィルス感染などの感染症も、セリアック病の原因の一つと考えられています。

セリアック病の治療法

通常、セリアック病では投薬は必要とされません。

グルテンフリーの食事をすることで小腸は治癒をはじめ、症状は改善していきます。症状の重篤度によって異なりますが、数か月から数年で抗体レベルが改善します。

ただし、グルテンフリーの食生活を継続して続ける必要があります。

グルテンフリーの食事

グルテンフリーの食事というとピンと来ないかもしれませんが、要するに小麦を摂らない食事という事になります。

つまり、一般的なパンやパスタなどの粉物は食べません。小麦粉で作られた麺類、餃子の皮、てんぷらの衣なども排除すべき食品です。

欧米ではグルテンフリーのパンやケーキなども一般的に売られるようになってきます。日本でも、そういった食品が増えてくるかもしれませんね。

興味のある方には、以下の書籍もお薦めです。

■書籍紹介:
小麦は食べるな!
単行本(ソフトカバー) – 2013/7/13 ウイリアム・デイビス (著), 白澤卓二 (翻訳)

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