■自己紹介
このブログを運営しています管理人のReisz(ライス)です。
アラフィフ。普通の日本人の男です。
2010年10月に長年務めた会社をリタイヤしてフリーのSEをやっています。
このブログを書くきっかけをお話しします。
いきなりな話ではありますが、昨年(2015年)、知人の女性2名の通夜に参列しました。2月と4月のことで、続けて残念な結果となりました。お二人は私の知人というだけでもちろん無関係なのですが、どちらも30代、乳がんを発症したことからの闘病となりました。いずれも骨髄性白血病、血液のがんです。
一人は、プロの歌手でしたので、休業し、病はファンに隠した上での闘病となりました。もう一人は私の会社員時代に同期だった友人の奥さんで、1年以上に及ぶ壮絶な闘病の経過をずっと知ることになりました。
友人は、奥さんが、初めて抗がん治療を受けた後、血液の病気であるのに、血液の状況を確認しない医療に疑問を抱き、通常の抗がん治療を行わず、患者を治癒させることで著名な医師のもとで奥さんを治療に専念させることにしました。
がんは消えていったのですが、結果的に亡くなってしまいました。これについては改めて別のところで書きたいと思います。
友人がその治療で知り得たことこそ、一番大切なことは食事にある!ということです。
当時、無知だった私は、友人に、
「そんなこと言ってないで、さっさと抗ガン治療しないと手遅れになっちゃうぞ!」
と言っていましたが、彼は意に介さず、医師の指導のもとの食事療法と、奥さんの血液を顕微鏡で日々見ては、食事の前後の血液の状況をブログに綴っていきました。
そんなにのんびりしてていいのか???と心配になったものです。
その食事療法こそが、酵素食を摂るというものでした。
当時、肥満体だった私は、自宅でのシステムエンジニアの仕事ということもあり、完全な運動不足と暴飲暴食によって、慢性的な腰痛やリンパ線が腫れたりといろんな生活習慣病を身に染み込ませた状態で生きていました。
友人曰く、
「お前の病気なんか、1カ月何も食べなきゃ全部治っちまうよ」
と。
めちゃくちゃなようですが、彼の置かれている状況や性格からもいい加減なことを言っているようには聞こえず、むしろ何かピンとくるものがありました。
彼の話に耳を傾け、早速、おすすめの酵素食の書籍を数冊購入しました。その内容は、通常の現代日本人では信じられないような話ばかりでした。大まかに言うと、生の食物を摂るということです。野菜や魚などです。「ローフード(raw food)」と呼ばれるものですね。
私は書籍を読んで、信ぴょう性に偽りはないと判断し、徐々に酵素食生活を始めるようになりました。ストレスになってはいけないので、たまにはラーメンも食べるし、大好きなとんかつ定食は週2程度で食べていましたので徹底した酵素食生活ではありません。
しかし、その結果、
わずか3カ月で、私の体重は、
78kg ⇒ 64kg
になりました。
少し急激なやせ方でしたが、その間の日々の生活に不健康な印象は一切ありませんでした。ダイエットが目的ではなかったので、運動などはまったくしませんでした。もちろんしたほうが良かったのでしょうけれど。
身体から生活習慣病やら痛みが完全になくなりました。
血圧も上が200以上、下が150以上だったので、町内の薬剤師からは、
「いくらなんでも、さすがに降圧剤を飲め」
と言われていましたが、薬なしに3カ月で正常値になりました。
食事がこれほど大事だとは知りませんでした。
それから2年、グルテンフリーの食生活の方法にも出会い、身長172cmの私の体重は60kgで安定しています。しているというよりコントロールできています。体脂肪率は12%です。
白いお米のご飯は、毎日どんぶりで最低3杯、多い日に6杯食べますが、これはちょっと食べ過ぎと反省しています。それでも体重は増えません。
よく、
「代謝が良いのだろうね、きっと」
などと言われますが、基礎代謝の数値は人並みです。
カロリー計算的にはどうなってるのだろうと思われますが、実際に太りません。低炭水化物ダイエットをしている人からは信じられないかもしれませんが、その理由も明確にあります。運動はやりたくても続かないので、今のところ、なるべく歩くように心がけているだけで、特にしていません。
しかしながら、気を抜くと、体重が57kg、体脂肪率が10%を切ってしまうので、スポーツ選手でもないので、上記の通り、60kg、12%を維持するようにしています。
結果的に自分の身体での人体実験となりましたが、以下の2つは、確実に健康な生活へ導かれることがわかりました。
✔︎ 酵素食
✔︎ グルテンフリーの食事
健康は人生の目的ではありません。
なるべくは気を付ける程度で、無理にアンチ・エイジングを意識してストレスを感じて生きてゆくより、相応に年齢を重ねていけば良いのです。
しかしながら、この
“なるべくは気を付ける”
が、なかなか出来ないのです。
このサイトにお越しいただいた皆様には、なるべく気を付けていただくために、食に関する私の経験や知識を披露していきたいと思います。
上記の2つ以外でも、抗糖化についても触れます。
よろしくお願いします。
2016.02.05
kurt Reisz