食品添加物をなるべく摂取しないための工夫

より良い食べカタ

スーパーのお惣菜、コンビニ弁当、加工品にファーストフード、日本の食事には食品添加物が溢れています。食品添加物が体に悪いということはわかっていても、完全に添加物を摂らない食事というのは現実的ではありません。

とはいえ、自分や家族の健康のために、なるべく食品添加物の摂取量を控えたいですよね。今回は、食品添加物の摂取をおさえるためにできる工夫について、まとめてみました。

加工品をなるべく避ける

当然のことですが、お店で売られている加工済み食品には、食品添加物が使われています。

自分で材料を買って、作れば添加物はほぼゼロだといえますが、同じものでもスーパーでお惣菜を購入すれば、それには添加物がたっぷりと使われていることを理解しておきましょう。

そのような加工品には、手を加えた食品を長持ちさせるためや、味をよくするため、変色をおさえるための食品添加物が入っています。

なるべく加工されたものを避け、手作りするものを増やす努力が必要です。

安い食品には理由がある

同じような商品でも、安いものには安く作るための工夫が行われています。食品添加物の使用はその工夫のひとつです。

ひとつの商品を作るときに、素材や作り方にこだわれば、コストは高くなってしまいます。商品として長く持たせるためには、防腐剤の使用は避けられません。

安価な商品には、間違いなく食品添加物が使われているのです。それは、商品の裏側にあるラベルを読めば一目瞭然です。

ラベルの読み方については、以前ご紹介した記事「食品表示ラベルの見方」をご覧ください。

安価な食品や便利な加工品は、使い勝手がよく、お財布にもうれしいものですが、健康な食事とのバランスをとることも大切です。

味付けの濃い食事を避ける

加工食品の旨みの素になるのは、主に食品添加物で作られています。これらがすべて悪いというのではありませんが、化学的に合成されたものは不自然ですし、良いか悪いか判断のつかないものをわざわざ口から体の中に直接入れるのは、やはり健康のためにできるだけ避けたいものです。

普段の食事から、薄味のものを食べる習慣を身につけるようにしてみてください。質の高い素材で作られた薄味の食事を習慣とすることで、濃い味付けでなくてもおいしく食事ができるようになります。

薄味になれた人は、食品添加物が使用されていないものでも、おいしく感じることができるはずです。

危険な食品添加物については、以前ご紹介した記事「発がん性またはその疑いがある29の食品添加物一覧」をご参照ください。

毎日の食事で意識しよう

食品添加物は、毎回の食事で蓄積されるものです。毎日の食事から、食品添加物への意識を高め、添加物のない食事でも満足できるようにしておきたいですね。

加工品は、確かに便利ですので、忙しい現代人にとっては頼りになるものです。しかし、健康への影響を自覚して、できるかぎり避けるようにしてみてくださいね。

 

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