糖化を防ぐ頼もしい食品とは ~インド国立栄養研究所の発表から~ そしてカレー論

カラダにいい食べモノ

糖がアンチエイジングの大敵であることは、以前の記事「糖分の取りすぎが健康によくないのはなぜ?」でもご紹介しました。

インド国立栄養研究所から発表された、糖化を阻止する天然の食材に関する興味深い記事を読みました。

酸化を阻止する天然食材

当該記事では、糖化阻止力が強い順に、次の食材が紹介されています。

ショウガ、シナモン、クミン、黒コショウ、バジル、リンゴ、ツルレイシ、レモン、ニンニク、オレンジ、キュウリ、タマネギ


ツルレイシ(蔓茘枝)というのはあまりなじみがないと思ったのですが、よくよく調べてみるとニガウリ(ゴーヤー)のことでした。

ということは、どれも身近な食材ばかりですね。是非、積極的に日々の食事に取り入れたいものです。スパイス系やニンニク、タマネギなど料理のベースとなる食材が多いのも、ワンパターンのメニューに悩まされずに済みそうで嬉しいですね。

カレー王国の実力

今回、インド国立栄養研究所の糖化阻止食品に関する記事を読んでいて、もう一つ面白い話を見つけました。

カレー粉の黄色の色素成分であるターメリック(ウコン)にはクルクミンというポリフェノールが豊富に含まれています。このクルクミンには、脳の老化を予防しアルツハイマー病を改善する効果が認められているそうです。インド人にアルツハイマー病患者が少ないのはクルクミンの摂取量と深い関係があると考えられているとのこと。

日本のカレー、インドのカレー

「あっ 私もよくカレー食べる!」と思った方、残念ながら日本のカレーはインドの本来のカレーとは作り方が全く異なっていて、インドのカレーほどたくさんのスパイスを含まないものがほとんどです。それどころか、日本の市販のカレールーの多くがよくない油や小麦粉、食品添加物を大量に含んでいるので、正直健康的な食品とは言い難いです。

インドカレーは、ターメリック、クミン、コリアンダー、ガラムマサラ、カイエンペッパーなどの市販のスパイスを使って意外と簡単に作れます。ショウガやニンニクをたっぷり入れてもいいですね。煮込む必要がない分、日本流のカレーより短時間でできるくらいです。

スパイスを効果的に摂取したいのであれば、ぜひ本格インドカレーに挑戦してみてはいかがでしょう。

筆者が今気に入って使っているのが、「カレーの壺」というスリランカで生産されているカレーペーストです。動物性原材料、化学調味料、保存料、小麦粉が使用されていないということで、安心して美味しいカレーが簡単に作れます。

味はマイルド、ミディアム、スパイシーの3種類。辛いカレーが好きなので、筆者はミディアムとスパイシーを愛用しています。この一年でいったい何個の壺を消費したことか…

でもまったく体重は増えませんよ。

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