今夜は鍋。ポン酢の食品表示ラベルを見てみました。

カラダに悪い食べモノ

食べ物のことが色々気になるようになってから、買い物の時に商品の裏のラベルを見るようになりました。たいていよく分からない添加物の名称が並んでいますね。

ポン酢の成分

鍋には欠かせないポン酢を買いました。裏に貼ってある食品表示ラベルを見ると「しょうゆ、果糖ぶどう糖液糖、かんきつ果汁、醸造酢、食塩、りんご酢、昆布エキス、昆布、砂糖、そうだ節だし、かつお節エキス、寒天、酵母エキス、調味料(アミノ酸等)、香料、増粘剤(加工デンプン)、酸味料(原料の一部に大豆、小麦を含む)」・・・。
よく分からないものが色々入っています。

果糖ぶどう糖液、昆布エキス、増粘剤について調べてみました。

■果糖ぶどう糖液

✔︎ 果糖ぶどう糖液糖はブドウ糖と果糖が別れた状態でまざっている果糖の多い混合液。
✔︎ 果糖はブドウ糖より満腹感を得にくく空腹感が満たされないため、より食べ物を欲してしまうなどの依存性を高めると言われている。
✔︎ 原材料であるトウモロコシは、コストを下げるため、アメリカであり余っている遺伝子組み換えトウモロコシである可能性が高い。
✔︎  体内を酸化させる老化物質として近年着目される。
✔︎ 砂糖より果糖ブドウ糖液のような果糖の多い液糖の方が、AGEs(エイジス:老化物質)を作るリスクを10倍も高めるという報告がある。(AGEsについてはこちらを参照

■昆布エキス

✔︎ 成分表示の順番は、まず食品成分を、使われている量の順に列挙し、続いて添加物をやはり量の順に並べる決まり。昆布エキスは本物の昆布から抽出したものではなくて、合成した添加物
✔︎ 昆布エキスといってもいろいろ。昆布のエキスなのでグルタミン酸が多いのは当たり前だが、必要以上にグルタミン酸の濃度を上げて、化学調味料の代役として使っているものもある。
✔︎ グルタミン酸の濃度を上げる手段として、濃縮しているからか、グルタミン酸を添加しているかどうかはわからない。製造方法は違ってもグルタミン酸には違いないから、分析しても見分けることは不可能。

■グルタミン酸

✔︎ うまみの成分はグルタミン酸ナトリウム(MSG)という化学物質で、これは天然のものにも多く含まれている。昆布や鰹節、しいたけに含まれる「うまみ成分」はMSG。 天然のものとはいえ大量に摂取すると身体に異変が起こり、顔がしびれたりひどいときは呼吸困難になったりする。
✔︎ 1960年代に中華料理を食べた少数のアメリカ人が食後に炎症を覚え、眠気、顔面の紅潮、掻痒感、頭痛、体の痺れそして軽度の背中の無感覚などの症状が見られたことから、中華料理は特にMSG を大量に使うので中華料理を食べつづけるとなりやすいということで、中華料理店症候群(CRS)と名付けられた。
✔︎ 「日本うま味調味料協会」は、外部機関の様々な検証によって中華料理症候群は根拠のない中傷と結論付けた。
✔︎ アメリカでは離乳食に使用禁止されている。

■増粘剤

✔︎ 増粘多糖類、ゲル化剤と表現されている。これは天然添加物でであり。はっきりとした毒性の報告は今のところ無い模様。
✔︎ 増粘多糖類とは具体的には海藻から取れるカラギーナン、寒天。かんきつ類に含まれるペクチン。キャベツに含まれるキサンタンガムなど。1種類だけの使用ならば物質名が表示されるが、2種類以上添加すると「増粘多糖類」表示となる。
✔︎ 食品衛生法では「食品を選択する上で、用途表示の必要性が高いもの」は品名と用途名も表示することとなっており、着色料、保存料とともに増粘料がその対象。
✔︎ 一応毒性は無いと思われるが、2種類以上使用する場合も物質名を表示するべき。

 


ひとえに添加物、と言っても害のあるものとそうでないものがあるようです。特に害のある添加物については、こちらの記事「発がん性またはその疑いがある29の食品添加物一覧」で紹介しています。

毒性の強い添加物を避けながら買い物をしなければなりませんが、結局、無添加のものを選んで買うか、野菜や魚など生のもの(ローフード)を食べるほうが楽ですね。

自然界に無く化学合成したものや、自然界にあっても無理やり抽出したような成分など不自然なものは人間の体内で代謝されないことが多いようです。何を食べれば健康的かと同時に、体に入れないことも大切です。

体調や体重が気になる方は、ぜひ、何を食べてはいけないかを考えてみてください。意外に早くその問題は解決するはずです。

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