ここ数年注目されている「酵素」、海外のセレブ達が‘ローフード’を取り入れるようになり流行したことから、最近日本でも‘ローフード’という言葉を耳にするようになってきました。一体どんなものなのでしょうか?
ローフードって何?
「ローフード」とは、‘酵素’が多く含まれている野菜や果物、発酵食品などを中心とした食材を、加熱せずできるだけ生に近い状態で摂る食事法です。
なんだか難しく聞こえるかもしれませんが、日本に古くから伝わるお漬物や梅干し、納豆、味噌や醤油なども、生きた酵素がたっぷり含まれたローフードです。
なぜ、加熱せずに食べるのでしょうか?それは生の食べ物に多くの酵素が含まれているからです。食物は48℃以上の熱を加えると酵素が破壊されてしまうといわれています。
この、‘酵素’はもともと私たちの体内にもあるのですが、様々な要因で体内の酵素が減ると、身体の不調や老化の原因になるといわれています。そこで、体内の酵素をできるだけ使わずに、外から酵素を補うものがローフードだというわけです。
ローフードの食材
生食であれば何でも良いと言うわけではありません。果物や、生で食べることができる野菜、生のナッツ、スプラウト(発芽させた豆や種、穀類)、低温処理のドライフルーツや海草・海苔。納豆や味噌、醤油、その他の発酵食品です。
ローフードの効果って?
✔内臓機能を正常に戻す
ローフードにより食品に含まれる酵素を無駄なく体内に取り入れることができます。現代の食生活はどうしても酵素が不足しがちで、内臓に負担がかかっているものです。
ローフードを食べると、食品に含まれる酵素が消化や吸収をサポートしてくれることで、疲れた内臓を休め、機能を正常に戻しやすくなります。
日頃、外食が多い人は週末だけでもローフード中心の食生活にすることもおすすめです。
✔美容・美白効果
ローフードは基本的に野菜が多めの食事。加熱していない野菜を食べることでビタミン類を豊富に摂ることができ、肌にとてもいい食事です。
また、消化や代謝を助ける酵素をたっぷりと摂取することにより「デトックス効果」があり、腸内環境を正常にすることができます。
このようにして「腸内環境の悪化」が原因の肌荒れやニキビなどの肌トラブルも解消できる、というわけです。
いかがでしたか?ローフードには健康にも美容にも嬉しい効果が期待できそうです。
いきなり毎日の食生活すべてをローフードにするのは難しいかもしれません。
まずは朝食を果物に変えるとか、一日に1回は果物や生野菜を食べるなど、生活に少しずつ取り入れていくことがおすすめです。ぜひ試してみてくださいね!
コメント