「ジャンクフードは体に悪い」という認識は多くの人がもっていると思います。しかし、なぜ体に悪いのかということを本当に理解している人は少ないのかもしれません。
ジャンクフードの危険性について、今一度確認してみましょう。
ジャンクフードとは?
そもそも、ジャンクフードとはいったい何なのでしょうか?
「即席めんやスナック菓子など多種・大量に生産されている食品、高カロリーだが栄養価が低く、添加物の多い食品」とわれています。
一般的には、菓子類、インスタント食品、糖分の多い清涼飲料、ファーストフードなどがジャンクフードと呼ばれています。
ジャンクフードが体に及ぼす影響
一般的にジャンクフードはカロリーが高く、栄養も偏っています。ですから、食べ続けると簡単に太ってしまうのです。
そして、体重が増えれば体が重くなり、体が重くなれば体を動かすのがおっくうになります。
体を動かすのが面倒になり運動量が減れば筋肉量も落ちます。筋肉量が減れば余計に動かなくなり代謝も落ちます。そしてまた太っていくという悪循環に陥ってしまうのです。
そんな状態から最近ではジャンクフードの悪影響として「怠け者になる」とまで言われるようになりました。
ジャンクフードを食べすぎることで常に疲れた、体がだるいなどの症状を訴える子供も増えてきているのです。
また、栄養が偏ることで、エネルギーの代謝をサポートするビタミンや疲労回復に必要な栄養素も不足してしまうこともジャンクフードの問題点です。
ジャンクフードの中毒性
ジャンクフードのもう一つの問題は、中毒性があるということです。手軽であること・舌を刺激する濃厚な味付けであること・糖分・塩分が多いことなどから、ある種の中毒になってしまうことがあります。
ジャンクフードを食べ続けることで、味覚が鈍くなることはよく指摘されています。つまり、体に良いバランスの取れた、食材の味を生かした料理などでも物足りなく感じるようになり、ますますジャンクフードに傾倒してしまうのです。
時間がない時など、現代の生活の中で完全にジャンクフードを排除することは難しいかもしれませんが、出来るかぎり避けるよう心がけてください。
ジャンクフードの危険性を理解する
手軽に食べられて、万人受けする味が特徴のジャンクフード。慢性化・習慣化してしまいますので、絶対に避けてください。
調査してみると、ジャンクフードは数週間・数ヶ月放置していてもカビが生えないのです。それが何を意味しているか、お分かりになりますよね。
まずはジャンクフードの危険性を正しく理解したうえで、自分が食べるべきものをきちんと選択する習慣をつけましょう。
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