健康のためには、食事が大切というのがこのブログで言いたいことです。
そして、運動も大切ですよね。どちらもきちんとやらなきゃいけません。
しかしながら、運動と食事には、優先すべき順序というものがあります。
にわとりと卵の話ではなく、大切さの順序は明確にあります。
食事が先です。
大切なのは食事か運動か?
食事がきちんと出来ていないのに、トレーニングを厳しく行う人もいますが、本末転倒です。
食べるという行為は、人間にとって不可欠ですよね。生まれたときから欲して、ずっと食べて生きていきます。
それに比べて、トレーニングは必須か?ジョギングは必ず必要か?筋トレは?
そう考えるとわかりやすいのですが、必須なのはもちろん食事です。
空気や水と同じですね。
運動は不要か?
もちろん、スポーツなどの運動競技は楽しくて、観戦するだけでも興奮します。否定の余地はありません。トレーニングは身体のラインを美しくします。
ここでは、食事と運動のどちらを優先すれば良いのか理解していただくために書きました。
食事は人間にとって本能的な活動であるのに対して、スポーツやトレーニングはアーティフィシャル、つまり人間が後付けで創り上げたものです。
とは言え、運動不足は完全に健康の敵。最初からバランスよく食事と運動ができれば理想なのですが、これが、なかなかできません。
では、優先順位はあるのですから、食事の改善ができたなら、運動も取り入れて自分なりの健康の目標に向かっていくことにしましょう。
太っているトライアスロン選手?
以前に紹介した書籍「小麦は食べるな!」の始まりの部分にこういう話があります。
著者は年に2回以上、トライアスロンの大会を観戦にいきます。過酷なスポーツ。
選手は過酷な練習をして、身体をとことん引き締めてレース本番に挑みます。
そんな過酷な競技なのに太っている選手が意外に多いのです。
著者は、その理由を、
いくら激しいトレーニングをしても食事がきちんと出来ていないので太っている
と結論付けています。
スポーツで勝つ!という目標のある人でさえも、まずは食事を正すことから始めなければならないということです。
参考:小麦は食べるな!
単行本(ソフトカバー) – 2013/7/13 ウイリアム・デイビス (著), 白澤卓二 (翻訳)
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健康で快適に暮らしたいと単に願っているだけなら、必要以上のトレーニングは逆に身体によろしくないです。
ゴリラのようなマッチョ、空中で2回転する運動能力・・・出来ても良いですが、まぁ、とりあえず不要ですよね。
病気にならないような身体。必要ですよね。
食事だけでも、激しいトレーニング無しで健康になれます!!
食事だけで健康になれる?
と、ここまでで、運動嫌いなあなたは、良かった、良かった、と思いましたか?
必要以上の運動はいらないですが、本来人間が動くべき運動が不足している場合は別です。
年がら年中、ごろごろして、インターネットをして、テレビをみて、ゲームをして、動かないことをOKとしているわけではありません。それでは身体のあちこちがガチガチに固くなってしまいます。せっかく正しい食事で血液の状態も良くなっているのにそれでは台無しにしてしまいます。
まずは、基本に立ち戻って、よく歩くようにこころがけましょう。
苦しくない程度のストレッチなどで、関節の可動域が固まらないようにしましょう。
腕を上にあげるだけでも肩関節の血行が良くなり、40、50肩にはなりません(^^)/
正しい食事が出来ていないのに運動が大事ということは決してありません。
ただし、運動不足に陥らない必要な運動は最低限行ってください。そのように心がけてください。
激しい運動とマッチョ
逆に運動のやりすぎはダメ、スポーツで勝利するためには人間本来の機能以上を必要とし、異常な筋肉や一般人にとっては不要なパワーをつけることになります。
少し健康からズレてしまいますよね。
また、マッチョになりたいのは男性なら当然です。私も男なので、腹筋を6つに割りたいと思ったこともありました。わかります。ある程度の筋肉はあるほうが代謝も上がりますし、毛細血管も多くなり、血行促進につながります。
でも筋骨隆々のムキムキマッチョは不要です。
それでも、どうしてもマッチョになりたい人は、食事がきちんと出来れば、トレーニングしてなればいいとも思いますが・・・
ムキムキは、女性にモテませんよ(笑)。
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