抗酸化の習慣を見直す
私たちの体には、活性酸素から身を守るための仕組みがあります。
しかし、年齢を重ねるにつれてその防御力は弱まり、逆に活性酸素の働きが
強まり体内が酸化していきます。これがいわゆる「老化」と言われるものです。
活性酸素を減らす生活習慣
✔︎ タバコを控える
タバコの煙には、活性酸素やその発生を助長する有害物質が多く含まれています。
✔︎ アルコールを摂りすぎない
肝臓がアルコールを分解する際、活性酸素が発生します。
✔︎ 軽めの運動をする
激しい運動をすると呼吸量が急増し、活性酸素の発生を助長します。
軽めの運動は抗酸化酵素の働きを助け、体の酸化を抑えます。
✔︎ ストレスを溜めない
ストレスを受けると一時的に血液の流れが悪くなり、これが元に戻る時に活性酸素が
発生します。これを繰り返すことで酸化が促進されます。
✔︎ 紫外線を避ける
紫外線にあたると皮膚細胞でも活性酸素が生成され、シミやシワの原因となります。
活性酸素を減らす食習慣
✔︎ ビタミンC
キウイ、イチゴ、トマト
✔︎ ビタミンE
ナッツ類、大豆
✔︎ ポリフェノール
赤ワイン、ブルーベリー、リンゴ、ココア
✔︎ カテキン
緑茶
✔︎ ベータ・カロチン
ピーマン、ニンジン、カボチャ
✔︎ リコペン
トマト、スイカ
✔︎ フラボノイド
豆類、タマネギ、シソ、緑茶
✔︎ セサミノール
ゴマ
✔︎ 含硫化合物
ニンニク、キャベツ
✔︎ アスタキサンチン
エビ・カニ
抗酸化成分は興味深いことに、3大栄養素(タンパク質、脂肪、炭水化物)以外に含まれていることが多いのです。また、色の濃い植物性食品に多いという特徴もあります。
抗酸化成分にも色々な性質・役割がありますので、何か一つを集中的に摂取するのではなく、多くの種類の食材を摂るようにしましょう。
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