抗糖化ダイエットの効果とやり方

カラダにいい食べモノ

抗糖化食については、以前の記事「糖化が老化を招く? 〜抗酸化食のすすめ〜」でご紹介しました。体の老化を促す「糖化」を防ぐ食事方法ですが、この抗糖化食には、ダイエット効果もあります。

抗糖化ダイエットの効果と方法についてまとめてみました。

抗糖化ダイエットって何?

抗糖化食というのは、糖化を防ぐ食事方法のことです。

血糖値が上がると、私たちの体はインシュリンという物質を分泌して、血糖値を下げようとします。このインシュリンには、脂肪をため込む性質があり、インシュリンが過剰に分泌されると、同じ食事内容でも、太りやすくなってしまいます。

抗糖化ダイエットは、糖分の摂取を控え、血糖値の上昇を緩やかにすることを目的とします。糖分や血糖値を上昇させる食品の摂取をおさえることで、インシュリンの分泌を抑制し、脂肪蓄積を防止しようというものです。

抗糖化ダイエットの方法

抗糖化ダイエットでは、糖化を促す食品を摂らないようにします。糖化を促すのは、主にグルテンを大量に含むパンやパスタ類と糖質です。

具体的には、糖質の高いお菓子やスイーツ、ジュースなどは摂らないようにします。また、パン、パスタ、ジャガイモ、小麦粉が入った料理なども摂取量をおさえましょう。

また、食事のときに、ご飯類でなく野菜類を先に食べることで、血糖値の急上昇を防ぐことも可能です。これも、抗糖化ダイエットのコツです。

食事の食べる順番については、以前の記事「意外と大切な、食べる順番と量」でもご紹介しています。

抗糖化ダイエットの効果

抗糖化によるダイエット効果は、多くの人に支持されていることでも証明されているといえるでしょう。

抗糖化食は、ダイエット効果だけでなく、老化防止や美容効果もあります。糖化は、お肌の老化を促し、シワなどのトラブルの原因にもなるからです。

また、食事だけでなく、有酸素運動を組み合わせることでダイエット効果を大きくすることができます。

有酸素運動で痩せやすい体つくりを

抗糖化ダイエットは、糖化を促進させる食品を避け、脂肪を燃焼しやすい体つくりを行います。ですから、有酸素運動を組み合わせて、効率よく脂肪を燃焼させることで、ダイエット効果を最大にすることができるのです。

有酸素運動といっても、ハードな運動を行う必要はありません。ウォーキングなどの軽い運動を毎日継続して行うことが効果的です。

今まで、運動系のダイエットを行って効果が実感できなかった人も、抗糖化食を取り入れることで、効果を感じやすくなるはずです。健康にも美容にも良い抗糖化食と有酸素運動で、理想的な体型を目指しましょう。

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